ひさろぐ分館

分けて書きたい用

THE FIRST SLAM DUNK、終映。

 終わってしまった……私の夏が……(※昨年の冬から通っているオタク)(夏どころの騒ぎじゃない)

 

 改めて、良い映画だったなぁとひたすらに噛み締めています。通算33試合、ラストゲームは初見でも行ったバルト9Dolby cinemaでした。

 

 バルト9、グラシネ池袋、toho池袋、toho新宿、toho渋谷、丸ノ内ピカデリー、丸ノ内TOEI、ユナイテッドシネマとしまえん、Tジョイ大泉、立川シネマシティ、川崎チネチッタ、109湘南、シネマライカム……全13館かな?

丸の内ピカデリーの名言

TOHO池袋の轟音シアター!低音がびりびりくる〜

Tジョイ大泉では井上監督とモーションアクターさんたちのサインボードが。

夏合宿と称して6日間スラムダンクだらけの上映をしていたのは丸の内TOEIさん。さすが本社。


こんなにたくさん観るのも、こんなに色んな場所に通うのも初めてだったので本当に楽しかったーーー!!推しはやはりバルト9ドルシネとチネチッタLZがツートップです。

 

 とにかく感想を吐き出さないとやってられなくて伏せったーやブログに書き散らしたり、突如突き落とされた新たな沼に「これがフォロワーの行ってた"踏み出したら床が無かった"ってこと…!??!」と途中で気付いたり、映画を見るついでに聖地巡礼したり、テンションが上がりすぎて天皇杯Bリーグ決勝に行って喉枯らしたり、仲村宗悟さんの応援でアニサマに行ったらゲットワイルドして帰ってきたり(?)、ひたすら楽しい思い出しかない9ヶ月でした。

床材ビジュアルボードを見に行ったのはテラスモール湘南

 

 一緒に行って初見で観てくれた友達が、目を輝かせながら「おもしろかったぁ…!」と言ってくれるのが毎回心底嬉しくて、何人も道連れにしました。みんな付き合ってくれてありがとうね。
 友達が楽しんでくれたことも、自分の好きなものを理解してもらえたことも、作品が届くべくして届いたことも、私にとっては物凄く価値のある経験でした。結果的にその後複数回おかわりする人が続出したので、ずっとニヤニヤしてたw
演劇でもそうだけど、良い作品が口コミで伸びてゆくさまを見守るのは最高の気分になります。

 琉球ゴールデンキングスの岸本選手が、「公開直後に観に行って最初のテロップが出た瞬間、お客さんがみんな声出して驚いてた」と仰ってて、やっぱみんなそうなるんだなって笑っちゃった。

www.youtube.com

 様々な部分で地元の人間にしか味わえない旨味がある映画だったね……おかげで上京してる県出身のフォロワーには特にお勧めしまくりました。駆け込みで観てくれた人もありがと〜!!!

 

 井上先生が過去のインタビューで「宮城のバックボーンを描けなかったのが心残り」という主旨の発言を何回もしているのは知ってたんだけど、コートサイドファイナルでもっと具体的な表現でそのお話が出ていたのが印象的だった。
「例えば(MCの)小池さんにいきなりどんな風に育ったとか(家庭環境のこと)聞かないでしょ?」「描いててだんだんキャラのそういう事が分かってくる、宮城は連載時にそれができなかった」みたいな言い方でした(このへん円盤に残ってくれないかな……)(法螺貝も込みで…)(?)
 映画を見ていて、キャラクターに対してものすごく繊細に扱ってるというか、創作の人物に対しても一定のプライバシーの配慮のようなものを感じていたのですが、わたし間違ってなかったなぁ……!!
 例えば小さいリョータがお面で顔を隠したり、「うっせ」と立ち去る時も表情が分からなかったりするところ。あとは、ソーちゃんが泣いてるのを見つけた直後に2人で歩くシーンに変わるところ。秘密基地の慟哭みたいに脚本上必須な要素を除いて、「きっと見られたくないだろうな」と思えるタイミングで、一歩引いて見守ってるひとなんだろうなぁと思う。
 創作物について我が子のように接する作家は多いけど、ここまで徹頭徹尾「個人として対等である」というスタンスの人はそんなに多くない気がします。所有物じゃなくて「一緒にバスケで戦ってきた仲間」だし、だからこそ一番かっこよく見せてあげたいんだなって思う。作画のこだわりが本当にすごいのでまだの人はre:SOURCECG WORLDのバックナンバーを読んでください…!!!宮城の髪型だけで4形態あるから!!!

 映画が終映して「もう終わりってことすか…?」と思う暇なく日本代表戦を見ながらこれを書いています。やる事が多い……やる事が多い……!!終盤で無事に逆転勝ちしたからいいけど!!!比江島さんすごかったねえ!!!ベネズエラ戦おめでとうございます。とりあえず円盤の情報が出るまでしばらくはリアルバスケにずぶずぶしたいと思います〜〜〜まずは渋谷戦と横浜戦のチケットを買いました。たのしみ。

 

 最終日、起きたらこの投稿が目に入って泣いてしまった。SNSでソーちゃんの描き下ろしが出るのは正真正銘初めてのことです・・・この2人のグータッチで始まって、この2人のグータッチで終わるんだな〜〜〜!!

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 めそめそする暇もなく、新たな一歩を踏み出す為の広告が朝日新聞に掲載されていました。ソッコーでコンビニに走りましたとも!!!

 

 改めて、井上監督とアニメーターの皆さん、途中からスタッフ配信で和やかなお喋りを聞かせて下さった小池さん丸山さん、超絶短納期でサンクスプレゼントを用意してくれた東映の営業さんやデザイナーさん、真摯なお芝居で作品に尽くしてくださったキャストの皆さん、愛情を込めて何度も劇場を盛り上げてくれた映画館スタッフの皆さん、たっっっっくさんの人のおかげでべらぼうに楽しい時間を過ごせました。本当に本当にありがとうございました!!!