ひさろぐ分館

分けて書きたい用

「そこのフォロワー!お前も劇団壱劇屋東京支部を観てみないか!」の回

会場入り口にある「壱劇屋 BABEL」の公演ポスター

珍しく、公演中に感想ブログを書きます。なんとしても、1人でも多く劇場に行ってほしいからです!!(あけすけ)残り金土日!!渋谷でやってます!!1番安いお席が5,500円でとっても手が出やすいです!!いかがっすか!!配信と円盤は無いです!!あと企画構成的に再演も絶対無理だと思います!!

チケット→ https://www.confetti-web.com/events/10644

公演サイト→ 劇団壱劇屋東京支部 - [12月]BABEL-バベル-

 

ちなみにコレを書いているオタクはSPECTER再演からの繭期なので、そのつもりで読んでね。

 


【一応ちゃんと紹介しておくぜ】

ふわっとしたネタバレを入れつつ自分なりに紹介してみます。

「階段世界シリーズ最終章」と銘打っている本作。

世界は階段状になっており、1段ずつがお互い干渉せずに存在している。各世界の住人たちはそれぞれ行き来できないが、”考察官”という特殊な立場の者達だけは自由に行き来することができる。考察官達は1段ごとに特徴の異なる各世界で起きた出来事を考察し、「私設考察団体 ビューロ」なる組織のメンバーとして、報告書を上げるのが仕事。

過去作において「1段ごとの各世界」のストーリーを展開し、本作では「そもそも階段世界とは何なのか?」といった世界の核心に迫る・・・というストーリー。考察官同士の三つ巴を軸に、過去作のヴィランがパワーアップして襲撃してきたり、既存キャラがコンプレックスを乗り越えて成長してみせるなど、盛りに盛った休憩無し2時間45分の大ボリューム。また、エンディングが3種類存在していて、キャラごとに結末の異なる未来が用意されている(はず)(まだ”オベライラ”しか観れていません!)

考察官には1人ずつ「ジョスという名の補佐官」が割り当てられており、バディ物としての旨味もあります。超絶ざっくりいうと「比較的穏便な殴り合いで済ませるタイプの聖杯戦争(from 型月)」みたいなかんじかな〜。普段は「ワードレス×殺陣」という台詞なしの上演形態ですが、今回は台詞ありのお芝居です。いささかハードル高めではあるんですが、オタクなら初見でも齧り付いていける内容かと思います。


【ちょっと大変なところ】

・情報量が多い
最終章というだけあって情報量が圧倒的に多く、劇中にて「報告書を読み上げる」という体裁で過去作のおさらいが都度入ります。こういう山盛りの脚本自体は大好物なんですが、慣れていても溺れそうなレベルでした。知らん人たちの知らん話が混ざるので、ちょっとややこいんですね。また独特なタイトルや世界独自の固有名詞で構成されているため、情報が拾いづらい上に、かなり駆け足の説明になっていて気疲れもしました・・・これは企画主旨上仕方ないことなので、シリーズ物の宿命と思って割り切る必要があります。私は「二対一(についひとつ)」だけ観ていて、そこで出演していた竹村ダズリ&山本ジョスのバディに再会できて嬉しかったです。
1つ1つのエピソードはちゃんと魅力的なので、気になる過去作があれば物販で上演台本を手に入れることが可能です。

 

・長尺なのに休憩がない
これが1番きつい。シブゲキの椅子は幅にも足元にも比較的余裕があり、座面も背もたれもふかふかタイプなんですが、それでもしんどいです。こちとら運動不足の中年オタクなのでお尻の耐久値がとってもクソ雑魚でございます・・・せめて10分の休憩があったらと思いました。前述のように山盛りの脚本であるが故に、やりたいことを全部消化しつつ、スケジュールや箱の事情などを鑑みるとこうなってしまうのは分かります。が、長尺すぎるせいで流石に軽率なリピはしづらいです。休憩ありならマチソワ出来たかな・・・・せめて暗転をいつもより増やしてくれてたらマシだったかも。

 

・メイン組の掘り下げがもうちょい欲しい
これはもう単なるオタクの我儘だと思って欲しいのですが、各バディには過去作でのエピソードがある前提で上演されているのに対し、初出キャラである松井ププ&納谷ジョスのエピソードは回想がメインで、ほぼ実演されません。回想の中身自体がかなり重要なトピックにも関わらず、大部分は台詞で説明して終わりなので、やや説得力に欠ける印象でした。まぁこれだけ詰め込んだら仕方ないよねという気もしますが。あんま言うとアレがアレするんですけど・・・もーーーーーちょっとだけ丁寧に見せてもらえたら嬉しかったです。

 

【めちゃくちゃ良かったところ】

・殺陣の大盤振る舞い
正直これだけで全然お釣りが来ます!毎回熱量のある殺陣を楽しみにしていますが、脚本に負けないぐらい殺陣も盛りだくさんでした!また、得物の種類が沢山あってたまりません。普通の日本刀に始まり、短剣2本、錫杖、大剣、マスケット銃、金属バット、弓、盾・・・もちろん格闘戦もございます❤️ 特に弓がねえ〜〜〜めちゃくちゃかっこいいんだ。4本同時撃ちとか後方からの超長距離撃ちとか・・・!キャストが客席通路をドカドカと捌けていくので迫力もあり、バトル物としての満足度は毎回ピカイチです。アクションシーンが多すぎると疲れてしまうことがありますが、壱劇屋さんは何故かそうならないのです・・・演出の緩急の相性が良いのかな〜。

 

・各バディ全員好きになっちゃう
もうねー!好きになっちゃうよねー!!!!良いキャラしかおらん!!!!!ジョスがみんなかわいくってさー!!!!!考察官含めて全員癖強なんだけど、それぞれにしっかりとした絆があり、関係性の見せ方がとっても素敵です。安心して「あ〜〜〜ハイハイおたくが大好きなやつね!!(主語デカ)」となります。いやほんまに。オタクが信じるオタクを信じろ(突然の天元突破)

 

・西分さん
名指しです。モン・クイーン・ベルベット役、西分綾香さん。なんと真っ赤なピンヒールを履きながら錫杖をぶん回し、舞台上を駆け巡っておられます。えピンヒールだよねあれ??????え??????キャラとしてはとにかく口が悪くてクッッッソかっけえ姉御タイプなんですが、人情味あふれる一面もあり、終盤の戦闘においてもその説得力が表れています。考察官ではありつつ、きっと他人を助けずにはいられないタイプなんだと思うけど、あたい・・・オベライラが初見でほんとよかった・・・!元々宣伝を担当していたり前説などで拝見する機会が多い劇団員でしたが、今作で更に好きになりました。なんでBOOK出れないんすかぁ・・・すえおじに呼ばれてる?そっかぁ・・・・関係ないけど壱劇屋版TRUMPでは絶対にソフィウルをやってほしいと思っているので、なんかこう、エイヤー!って叶ってくれると嬉しいです。

 

・1人だけ激重感情を垂れ流してるやつ
名指しならぬ名伏せです。書けるかァ!!流石にドネタバレじゃァ!何とは申し上げられないのですが、感謝だけお伝えできればと思います。竹村先生ありがとう〜〜〜!!!!!好きな役者が好きな得物で好きな殺陣をやり、ついでにでっかい矢印が容赦なくくっついてきています。観たら大体わかります。私を助けると思って(?)観てください。

 


あんまり踏み込むとオタクの自我が強めに出てしまいます(まだリミッターを外していない・・・だと・・・!?)ので、一旦この辺で勘弁してください。ていうか2エンドまだ観てないから頓珍漢なこと言ってたらごめんね・・・・でも絶対めちゃくちゃおもろいから!みんなで元気なチャンバラを浴びて年を越そう!!!